3月24日、庄原市内で「庄原さとやま留学(1年)」の卒業報告会が開催されました。報告者は、この1年間、庄原の地で暮らし、学び、活動してきた竹廣このはさんです。会場には、竹廣さんを温かく見守り続けてきた受け入れ農家の方々を中心に、約30名が駆けつけ、温かい雰囲気に包まれました。


竹廣さんが振り返った「庄原さとやま留学」は、中国山地に囲まれた庄原市に1年間滞在し、就労体験を行いながら、暮らしを体験するプログラムです。竹廣さんは、「仕事」「交流」「自然」という3つの軸を通して、自分自身の可能性を広げたいと語りました。委嘱状授与から始まり、地域の方との交流会、週末の自由な時間まで、充実したカリキュラムを振り返りました。
活動の軌跡として、まず紹介されたのは農作業体験です。「JAひろしま 東城育苗センター」でお米の苗の出荷に向けた詰め込み作業など、一番最初に農業に関わった場所。JAの方々が若者を温かく受け入れてくれる空気感の中で、みんなで行う農業の楽しさを実感しました。次に紹介されたのは広報活動です。10月1日からは「庄原さとやま留学」のInstagramアカウントを立ち上げ、月1活動レポートや、庄原ファンクラブ協賛店のPR動画などを発信。「さとやま留学」を知ってもらい共感を広げると共に、伝える工夫の大切さを学びました。


さらに、イベント企画・運営の経験も。庄原に関わる若者で企画・運営した「ぽかぽか広場」を開催。若者と地域が交わる場となり、新たな交流や留学生と地域の方の再会の場となりました。若者目線の庄原の魅力を発信し、課題とアプローチを共有できました。こうした活動を通して、竹廣さん自身にも大きな変化がありました。若者と地域の人が交わる楽しさを改めて感じたこと、農業の楽しさと達成感を実感し、好きになったこと、田舎に住みたい若者がいることを知り、その人たちが安心して楽しく地域に関われる方法を自分ごととして考えるようになったこと。


「庄原さとやま留学を通して、多くの出会いや学びを得ることができました!これからも、成長させていただいた庄原に関わり続けていきたいです。1年間、本当にありがとうございました!」と、そして力強く語った姿が印象的でした。


竹廣さんの「庄原さとやま留学」は卒業ですが、庄原との繋がりはこれからも続いていきます。このプログラムが、これからも多くの若者と庄原を繋ぎ、魅力あふれる地域を創っていくことを確信させる、温かい報告会でした。
