7月12日(日)、庄原ファンクラブ会員の皆さまとともに、口和町にある「鮎の里」にて農業体験(環境保全・食文化体験)イベントを実施させていただきました。
口和町の豊かな自然に囲まれ、まず挑戦したのは「西城川の清掃活動」です。今回は、「西城川を世界で一番きれいな田舎に」の団体のみなさまとともに作業を開始しました。




草刈りをした後の草を協力して集めて運んだり、河原に落ちているゴミや流木を拾い集めます。一見するとゴミは落ちていないように見える美しい河原ですが、草むらや石の隙間を丁寧に探してみると、空き缶や古びた鍋、靴、さらにはタイヤなど、驚くほど色々なものが残されていることに気がつきます。当日は日差しが強く、厳しい猛暑の中での作業となりましたが、参加者のみなさまは汗をかきながらも、終始一生懸命に作業に取り組んでくださいました。


みなさまの温かい奮闘のおかげで、清掃後の河原は見違えるほど美しく、清々しい姿を取り戻しました。
「いつまでも訪れる人が喜んで来てくださる場所であって欲しい。そんな思いからこの清掃活動を始めた」という支配人の素敵なお話に触れ、一同深く胸を打たれました。
清掃活動を2時間しっかりと終えたあとは、西城漁業協同組合の釣り名人たちによる「鮎の友釣り」の実践を見学させていただきました。 友釣りとは、長さ9メートルもの非常に長い釣竿に生きた鮎(おとり)を付け、鮎の縄張り習性を利用して行う伝統的な釣りの手法です。参加者のみなさまは興味津々で、仕掛けや竿の扱いについて名人たちへ次々と質問を投げかけていました。



また、お話を伺う中で、「西城川の鮎は日本一美味しい」と言われる所以が、この地域の優れた水質や、鮎が育つ良質な苔(こけ)にあることも学びました。この日はあいにく川の水かさが多く、実際に鮎が釣れる瞬間を見ることは叶いませんでしたが、普段は見ることのできない貴重な伝統技法を間近で見学でき、大変有意義な経験となりました。
お昼には、この日のもう一つの目玉である「鮎料理の食べ比べ」を鮎の里にて堪能しました。 ご用意いただいたのは、「出来立ての塩焼き」と、塩焼きした後にさらにひと手間を加えて「熟成」させたものの2種類です。参加者のみなさまは、それぞれの仕込みによる味や旨味の違いを楽しみながら、庄原が誇る夏の恵みを心ゆくまで味わい尽くしました。


作業を通じて川の環境を守る大切さを学び、伝統的な技に触れ、自然の恵みを五感で楽しむ贅沢な一日となりました。
これからも、庄原の様々な魅力を体験し、地域と繋がれる温かい企画をお届けしてまいります。 暑い中ご参加いただいたみなさま、そして快く受け入れてくださった鮎の里、漁協のみなさま、誠にありがとうございました。
また庄原でお会いしましょう!
