令和8年(2026年)8月21日から23日の3日間、庄原市東城地域を中心とした市内各所において、「さとやまお試し留学」を実施いたしました。今回も全国各地から留学生を迎え、2泊3日の行程で本市の魅力と地域づくりの現場を体感していただきました。


■1日目
まずは東城自治振興区の地域マネージャー・山田さんの案内のもと、東城のまち歩きからスタート。「カフェ503」へ立ち寄り、ご夫妻が淹れる美味しいドリンクを味わいながら交流を深めました。


国登録有形文化財である「三楽荘」の見学では、東城のまちなみを代表する町屋の構造や建築美について解説を受け、建物の細やかな遊び心に「面白い!」と感嘆の声が上がりました。伝統的で美しい街並みを堪能しながら、地域への理解を深める時間となりました。


夜の交流会は「北京」にて実施。2日目に体験を受け入れていただく農家さんも参加され、「なぜ庄原のお試し留学に参加したのか」といったテーマで会話が弾みました。広島県内の都市部をはじめ、三重県や神奈川県など全国から集まった留学生たちの動機に農家さんも興味津々の様子。和やかな雰囲気の中、留学生同士だけでなく受入農家さんも交えた「チーム東城」としての絆が深まりました。
【2日目】
朝は「東城菊組合」の佐藤さんのお宅へ。
花切り鎌を使った菊の収穫と、花芽取りの作業を体験しました。日差しが照りつける暑い中でしたが、留学生たちは黙々と作業に集中!初めて見る花切り鎌の使い方から、菊の育て方や花芽取りの意味まで、佐藤さんが一つひとつ丁寧に教えてくださいました。「普段なかなか知る機会のない菊のことを、実際に手を動かしながら学ぶ時間になった」と留学生たちからも声が上がりました。




午後からは「金本農園」へ。
農薬や化学肥料に頼らないオーガニック栽培に取り組む金本農園で、まずはジャガイモの収穫!
土の中から次々と出てくるジャガイモに、留学生たちも楽しそうな様子。普段、土に触れる機会が少ない留学生にとっては、土の感触を楽しみながら収穫すること自体が新鮮な体験になりました。
さらに、玉ねぎの皮むきもお手伝い。コンプレッサーを使って、あっという間にきれいに皮がむける様子に「こんな方法があるんだ!」と驚きの声も。
暑さにも負けず、たっぷり農業を体験しました。




農作業が終わり、お風呂をすませ、「紡」でおいしい夕ご飯をいただきました。
地元素材を使った手作りご飯にみんな大満足。


その後、田森自治振興センターへ移動し、子ども神楽の練習を見学しました。熱心に舞う子どもたちの姿に刺激を受けた留学生たち。比婆荒神神楽の社長・横山様からは、東城の神楽の歴史や継承への想いについて伺い、「自身の人生で何を成すか」という深いテーマについても議論が交わされました。急遽設定された行程でしたが、地域における文化継承の意義を考える深い学びの時間となりました。


【3日目】
3日目は、まず「時悠館」へ。
学芸員の稲村さんから東城の歴史や伝統について学びながら、これまでとはまた違った角度から東城のことを知る、貴重な時間となりました。地域に残る文化や歩んできた歴史に触れ、東城をもっと身近に感じる時間になりました。


続いて向かったのは「白雲洞」。
洞内に入ると、外の暑さが嘘のような涼しさです。中は想像以上に広く、静かでひんやりとした空間に広がる景色はとても神秘的でした。その後「雄橋」までお散歩。今回は残念ながら橋の下を通ることはできませんでしたが、近くまで足を運び、その大きさと迫力を間近で感じました。


最後はワークショップ。
「庄原ファンを増やすためには?」をテーマに、留学生たちからたくさんのアイデアが飛び交いました。3日間を過ごす中で、「まだ帰りたくない」「庄原に住もうかな」そんな嬉しい言葉も。庄原を知り、実際に人と出会い、さまざまな体験をした3日間。今回の留学が、これからも庄原とつながっていくきっかけになれば嬉しいです。
また庄原で会いましょう!



